仙人講座/第6期 (平成8年度)

6期生120人が仙人術の修得に船出!

■公開総合講座

◆平成8年6月25日(火) 鶴岡市中央公民館ホール
◆平成8年6月26日(水)「遊学館」ホール
◆講師/米長邦雄さん(永世棋聖 日本将棋連盟棋士九段)
◆講演要旨/演題 「人生、惚れてこそ」

 人間は何かにつけて親の「運」が出ます。成功者、失敗者にはっきりしているのは母親の影響です。将棋の七冠を独占した羽生義治さんの母親は、実に素晴らしい。結婚して専業主婦になる前は、外資系会社の秘書をしていて英語も堪能です。子供のため、夫のため、孫のため、家のため一生懸命に尽くす生き方のできる女性でもあります。この、生き方が、羽生さんの七冠王につながったともいえます。

幸せの基準は「心の豊かさ」に

 かつての経済、物質優先から、いま、心の安らぎ、心の豊かさが幸せの基準という時代になっています。神様の世界で言えば月読尊(つきよみのみこと)が全面に出てきたことです。八百万(やおよろず)の神と言って、日本にはたくさんの神様がいます。この中で特に偉い神様が三貴神といわれる三姉弟です。一番上のお姉さんが天照大神(あまてらすおおみかみ)、そして上の弟が月読尊、下の弟が素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。

 月読尊は心の神様、感性の神様ですが、天皇の先祖とされ伊勢の内宮に祭られている天照大神ほど知られてはいません。神社も長崎の壱岐島、伊勢の内宮、外宮、京都の松尾大社、それに山形県の月山と全国で5ヶ所だけです。
 聖徳太子は仏教を広め、十七条の憲法を定め、月読尊を祭ってみんなが平和に、楽しく、心安らかに暮らせる世の中をつくろうと考えました。しかし、世の中は利己主義者が多く、結局、こうした人々が権力や武力を握ってしまうようです。

(写真:心の豊かさとは…と語る米長さん)

米長邦雄さん

大事な「三共精神」と「月読尊の心」

 いま、大切なのは「三共の精神」です。お得意様からも、仕入れ先からも喜ばれ、自分も喜ぶ。これが共に生きることですが、昨今、忘れられています。自分だけもうかればいい、という心ではいけません。

 高齢化社会の日本は、年寄りが増えて心配だ、との声もあります。だが、私は若者の方が心配です。これからは、年寄り2人で1人のぐうたらな若者を支えなければならない時代になるからです。新しい時代の尺度は「心」「精神」です。今までの尺度で計ってはなりません。私は「月読尊の心」を1人でも多くの人に持っていただくことを願っています。

(写真:米長さんを迎えて開かれた仙人総合講座(鶴岡市中央公民館))

米長さんを迎えて開かれた仙人総合講座

第1回講座交遊仙人」  平成8年7月17日(水) 遊学館

 今年度の初講座は交遊を広げる「仙術」を身につけることを主題に開かれました。市堀話し方心理センター所長(横須賀市)の市堀艶子さんが「心の通う話し方」と題して基調講演を行った後、実践講座として村山市にある生涯学習の場・樽石大学学長の松田清男さんが「卒業のない学校」のテーマで講演しました。

基調講演

 市堀さんは「言葉が持つ力の大きさを知ってほしい。言葉の前に心あり、言葉の後に行動あり、です。相手の自尊心を傷付けず、温かい豊かな思いやりの心で人に接することが大切です」と語りかけました。さらに「花嫁の着付けの際、ツルのかんざしの足が畳に落ちて折れたその時、美容師が縁起でもないことと、周囲の心配をよそに『あら、ツルが飛び立ちました。おめでとうございます』と機転をきかせた実話があります。必要な時、必要なことだけを言うことはとても大事です」と指摘し、「あいさつは敬意と好意の証明です。微笑みのあいさつを忘れないこと。ほめ言葉は人の才を伸ばし、善行を生みます。聞き上手になることも大事です。能力は15%しか生かされないていないそうです。ぜひ、残りを生かしましょう。行動こそ希望の代名詞です。行動して明るく健康に限りなく羽ばたきましょう」と結びました。
(写真:心の通う話し方を指導する市堀さん)

市堀話し方心理センター所長(横須賀市)の市堀艶子さん

実践講座

 松田さんは、41年間の教員生活を終了後に村山市樽石地域にログハウス(丸太小屋)の校舎を建て、170人の在籍者とともに遊び大学、楽しみ大学、飲み食い大学という生涯学習を展開している実践ぶりを紹介しました。

 そうした活動を通じて松田さんは「老化防止はできないが、遅らせることはできるはずです。それには、型にはまらず、頭を柔軟にしておくことが大事です。型にはまると”型破り”と言って破るのが大変です。固くていいのは意志です。樽石大学にはさまざまな人が文化を運んできます。そして文化を持ち帰っていきます。人が集まるところに新しい文化も生まれるのです。ともに遊び、喜びを共有しよう」と人生の楽しみ方をアドバイスしました。

(写真:生涯学習の楽しみ方を助言する松田さん)

樽石大学学長の松田清男さん

■第2回講座自足仙人」 平成8年8月20日(火) 遊学館

 第2回のテーマは自主自立の仙術を身につける、です。初めに経済評論家の今井森夫さんが「お金と賢くつきあうために」と題して基調講演を行いました。引き続き、実践講座として山新観光常務取締役の原田昇さんが「旅への誘い」について講演しました。

基調講演

 今井さんはテレビや新聞、雑誌で相談コーナーを担当する売れっ子評論家。阪神大震災で妻を失った夫が、印鑑や保健証書がどこにあるか分からず、息子への仕送りも出来なかった事例などを引き合いに、「現代は家族におけるお金のコミュニケーションの欠落」を指摘しました。さらに、経済白書の課題、米国の高齢者協会の力量、日本経済の閉塞状態などを解説しながら「10万円を1年間銀行の普通預金に入れると幾らの利子になるか。手元に戻るのは80円です。こんな金融知識を大半の人が知らない。金銭教育は小学生から教えるべき、と言っているが実現しない。人の悩みはお金がほとんど。個人破産も増え、昨年度は4万3千件あった。お金と賢く付き合うには、家族や夫婦間で預金、保険、財産などお金に関わることを、十分によく話し合うことが大事で、そのうえで、金融に関して興味のあることからはじめることが鍵になる」と助言していました。

(写真:家計診断を大切にと語る今井さん)

経済評論家の今井森夫さん

 実践講座

 原田さんは、放送業界の仕事から転身してこの旅行業界に身を置いて20年の過去を振り返りながら「旅を紹介する際、いつも国際平和を念頭に置いています。観光産業はいま大きく注目され、国の観光審議会も観光は国民生活に不可欠なもの、と位置づけ重要視しています。では、人はなぜ旅をするのでしょうか?最大の目的は日常生活から抜け出してリフレッシュすることにあると思うと同時に、自己発見することにもある」と意義を強調しました。 

 加えて、「東北を旅した平安時代の歌人能図法師や松尾芭蕉らに共通するのは、リフレッシュのほかに何かを求めて、との狙いを感じる。また、真の国際人は分け隔てなく人に尽くせる人物のことではないでしょうか」と述べました。

(写真:「旅の心」を語る原田さん)


山新観光常務取締役の原田昇さん

■第3回講座「洒落仙人」 平成8年9月25日(水) 遊学館ホール

 第3回のテーマは、オシャレの仙術を身につける。始めに人気落語家の三遊亭楽太郎さんが「笑いは心の栄養学」と題して基調講演を行った後、実践講座として山形大学名誉教授の横山昭男さんが、歴史に見る「庶民の旅とゆとり」のテーマで講演しました。

基調講演

 楽太郎さんは「笑いとは人間だけが持つ高度な感情です。その一番は赤ちゃん。母親を認知した時、初めて笑うんです。その笑いはこんにち、精神神経免疫学上からも注目されていて、病気の治癒(ゆ)力の増加が医学的にも証明されています」と笑いの効果を力説。さらに「何事も『気』『力』『和』が大切です。気のない人はだめだし、力は気力、知力、体力、努力、協力、適応力など、いろんな力になる。それに「欲」も欠かせません。地域を『良く』しよう、と置き換えても構いません。気を入れて、努力して、良くしよう、の三つが自分に向かってのチェックポイントになる」と強調しました。

(写真:笑いの効能を語る楽太郎さん)

人気落語家の三遊亭楽太郎さん

 実践講座

 横山さんは「江戸時代は、世界でもたぐいまれな統制の厳しい時代でしたが、だからといって農民や町民が全くゆとりのない生活をしていたとは言い切れません。伊勢参りがそのいい例で、県内各地からも参詣の大義名分に出掛けています。旅とゆとりもその中で見つけた文化の一つだと言えます。そして帰ってきた人は地域の人たちに見聞のお土産話しをします。伊勢参りは日本人らしさ、日本的なゆとり、文化の普及に大きな役割りを果たしていた」と解説しました。

(写真:旅とゆとりの生活文化を説いた横山さん)

渡辺茂夫さん

■第4回講座「好奇仙人」 平成8年10月22日(火) 山形美術館

 第4回講座は「好奇仙人」を主題に、芸術の秋を飾る「椿貞雄展」が展覧中の山形美術館が会場でした。講師はフラワーデザイナーの大西玲子さんと、医学博士の小山内博さんで、大西さんは「私のエイジレスセルフ~花・ダンス・絵画~」、小山内さんは「からだに合わせた暮らし方について」と題して講演しました。

基調講演

 大西さんは日本で初めてインテリア・リボンデザインの新分野を研究したフラワーデザイナー。宴会装飾やパーティー装飾、ウインドウディスプレー、教授活動、著書出版など、多忙だったこれまでの生活を振り返りながら、「園芸は愛の対象で創作の喜びがある。花にとりつかれて、花をやめられなくなった。いま新たにダンスを知り、絵を描くことを覚えた。これからの人生はシングル感覚で、急がないで、完璧を期さず、へたでもうれしい、自由気ままな生き方をしていきたい」と、感性を磨くゆとりある生活の楽しさを述べました。

(写真:フラワー装飾の楽しみを語る大西さん)

フラワーデザイナーの大西玲子さん

実践講座

 小山内さんは、身体の仕組みと健康維持についての持論を披瀝。「人間は寝る、食べる、動くが生活の基礎にある。体は食べたら寝る、空腹時に動く(働く)のが適切である。だから、たくさん食べて働くのはよくない。身体を守るにはたくさん食べないことだ。動くことは体の機能を維持することに結びつく。体は使わないとだめになる。体をそらす、伸ばすことがいい。歯は磨くより、噛むことが大事だ。副腎の刺激不足が身体のバランスを崩している。それには冷水で体に刺激を与えるのも一つの解決方法だ。健康維持は毎日の生活にヒントがある」と語っていました。

(写真:空腹時こそ働くべしと話す小山内さん)

医学博士の小山内博さん

■第5回講座「一芸仙人」 平成8年11月20日(水) 遊学館

 第5回講座は「一芸に抜ける仙術を身に付ける」をテーマに開かれました。基調講演は、第二十八代立行司木村庄之助を務めた鶴岡市出身の後藤悟さん。「大相撲よもやま」と題し、角界の厳しさや人気の裏側などを興味深く語りました。実践講座では西川町の月山ポレポレファーム代表の奥山悌二さんが「シニアからのいきいき人生」のタイトルで、旅と学習を柱にしたエルダーホステルの楽しさを紹介しました。

基調講演

 小学校四年から足掛け五十六年の土俵人生だった後藤さんは「行司も力士も辛抱が大事。陸上なら力士は短距離選手で行司はマラソン選手だが頂点の座はともになお狭い。横綱貴乃花は五十六代、立行司木村庄之助は現在二十九代だ。その責任の重さ、価値観の違いを感じたが、一日一日を一生懸命務めることだけを考えて土俵に上がった」という。さらに、「人気は『浮気で無責任』なもの。それに溺れた力士は数知れない。そんな中で貴乃花、若乃花兄弟は周りに振り回されることなく実力を着実に高めた。誰よりも強い貴乃花は誰よりも稽古する。曙も立派だ。素直で偉ぶらないし、実るほど頭…の稲穂に似ている。それが今日の地位を築いた」と強調していました。

(写真:大相撲の裏話しなども聞かせてくれた後藤さん)

第二十八代立行司木村庄之助を務めた鶴岡市出身の後藤悟さん

 実践講座

 奥山さんは、ヒッチハイクなどで五十カ国を旅し、スワヒリ語のポレ、ポレ(ゆっくりしようの意味)に人生観を見出した、という学生時代の体験を基に「新しい生活文化を作るために十六年前にポレポレファームを作り、ジャズコンサートと宿泊を組み合わせたツアーなどを企画した。その後、旅と学習を楽しむエルダーホステル協会を知り、現在、雪国と自然をテーマにした講座なども行っている。定年後の人生は長い。そこで、生涯学習が必要になるが、そこからの新しい人生は引きこもることなく、チャレンジ精神で実行旅と学習で有意義な人生することが大事ではないでしょうか」と問いかけていました。

(写真:旅と学習で有意義な人生をと語る奥山さん)

西川町の月山ポレポレファーム代表の奥山悌二さん

■第6回講座健康仙人」 平成8年12月18日(水) 遊学館

 第6回講座は「健康仙人」を主題に開かれました。基調講演では医師で人間科学研究所主宰の富家孝(ふけ・たかし)さん(東京都在住)が「高齢化社会を生き抜く健康法」と題して日常生活の中での健康法を説きました。実践講座では高畠ワイン(株)取締役営業部長の奥山徹也さんが「やさしいワインの話」をテーマに歴史や消費の現状などを語ってくれました。

基調講演

 富家さんは「全人口の65歳以上の割合が7%から14%に達した期間は、フランスが115年、スウェーデンが85年イギリスが45年だが、日本はわずか26年である。日本の高齢化社会は速くて激しく、人類初の手本のない構造にある。

 『少産少死』も原因に挙げられる。やがて90代の親を60代の子供が面倒を見るようになる」と超高齢化社会を示唆しました。そして「健康に暮らすには、くよくよしない 睡眠を十分にとる 食事は腹八分 運動は6分程度、を生活習慣にし、身体をチェックしてくれる主治医を決めておくことも健康のポイントです。運動も疲労度の高いやり方ではなく、散歩なら1日1万歩をめどにするなど、無理なく継続的に出来るものを進める」と助言していました。

(写真:高齢化と健康を分かりやすく説いた富家さん)

医師で人間科学研究所主宰の富家孝(ふけ・たかし)さん

実践講座

 奥山さんは「ワインは1万年前ごろからの歴史があり、日本にも450年前ごろポルトガルから伝わったとされている。本県でも南陽市赤湯に250年前のブドウの木があるほど、古くから作られていたようです。現在、県内には11社のワイナリーがあり、ブドウ生産量は山梨に次いで二番目、課税酒の精製量では山梨、神奈川、大阪、北海道、岡山、長野に次いで全国7位にある。神奈川、大阪が多いのは大手のメーカーがあるためです。山形の各ワイナリーは真面目に高品質のワインづくりに努力している」などと現状を解説しました。さらに「ワインは第5次の消費ブームにある。赤ワインの中には、善玉コレステロールを生む物質が多く含まれ、フランスでは適量は心臓病やアレルギー体質、糖尿病、高血圧などにも有効であるとの報告もされている。決して薬ではないが、楽しく飲めば健康にもよい飲み物であることに違いない」などと述べていました。

(写真:ワインの魅(味)力を語る奥山さん)

高畠ワイン(株)取締役営業部長の奥山徹也さん

■第7回講座発想仙人」&修了式
 平成9年1月21日(火) 山形グランドホテル

 高齢者の生きがいづくりなどを目的に去年6月に始まった「仙人講座」は1月21日、山形グランドホテルで第7回講座を行い全日程を終了しました。交遊、自足、洒落、好奇、一芸、健康、発想と、7つの仙術をテーマにした学習は、受講生に新たな発見と感動を与え、再び受講したい…との声も多く聞かれました。最終日は講演に引き続き修了式があり、118人の受講生代表に國井一彦・本財団理事長から修了証書が手渡され、式後のパーティーでは講座を振り返りながら和やかに交流の輪を広げました。

(写真:國井理事長(左)から修了証書を受ける修了生代表)

國井理事長(左)から修了証書を受ける修了生代表

第7回講座

 最終となる第7回講座は、「発想の仙術を身につける」をテーマに開かれました。講師は東京大学医学部卒で解剖学専攻の医学博士、養老孟司(ようろう・たけし)北里大学教授で「涼しい脳味噌」と題し、脳の働きなどを詳しく解説しました。

 この中で養老さんは「脳味噌は一日10万個は死ぬ。破壊は胎児の時から始まっている。すごい数だがしかし、細胞は1千億個とも言われており、そう簡単にはなくなるものではない。脳は神経細胞でつながっている。他には血管という簡単な器官です。年を取るにつれ薄く、小さくなって行くが、頭を使う刺激が多いとなかなか薄くならない。しかし血管は老朽化してもろくなる。脳は多くの血液を要求するので、意地悪な言い方ですが、ぼけまいと頭を使うと脳卒中の確立が高くなる。『10できるなら6にしておきなさい』という実父の遺言が最近ようやく理解できるようになった」と述べました。

 さらに「脳は情報処理するコンピュータのようなもの。入力は目や耳などの五感で、出力は運動(筋収縮)です。人間は知覚で入力した情報を基に世界や現実をとらえて反応して生きている。その情報も人によって重みを付けたり価値観で差がでる。人によって異なる意識はあまり当てにはならないが、人間は当てにならない意識を使い、ピラミッドなど非常に当てになるものを作ってきた。それが人間の歴史です」と話していました。

(写真:脳の働きなどを説いた養老さん)

養老孟司(ようろう・たけし)北里大学教授

修了者の感想

「仙人講座」の第6期生は118人。修了生の4人に感想を聞いてみました。

笹島 煕朗さん

(79歳 山形市城西町2丁目)
「7つの顔の優れた先生にアドバイスをいただき、楽しく受講できた。何か心が開かれた感じだ。養老先生の話にあったが、上手に脳を使い充実したシニア人生にしていきたい。本当にプラスになりました」

五十嵐 登美子さん

(57歳 白鷹町荒砥)
「夫に先立たれ精神的に悩んでいた時だけに、講座は勇気と活力を与えてくれました。大勢の方と知り合い、多くの財産もできた。最後まで続くか不安でしたが、自分との闘いを終えた満足感で胸が一杯です」

千葉 寛容さん

(62歳 鶴岡市日吉町)
「毎回、楽しみにしながら鶴岡から山形まで通った。出無精だった自分が嘘のようだし、人とも気軽にあいさつを交わせるように変わった。何事にも積極的に取り組めるようになった。講座に来てよかった」

大類 洋子さん

(59歳 山形市滑川)
「静岡の出身で友人も少なかったのですが、この講座に参加して多くの方々と出会い、交流を深めることが出来て大変有意義でした。いろいろ学んだことをこれからの生活に是非、生かして生きたい」